日本有給取得率の低さは祝日の多さが原因?有給休暇制度について改めて確認しましょう

有給休暇制度とは

有給休暇とは、労働者が給与を得ながら仕事を休むことができる法律上の制度です。入社半年後から在籍年数に応じて、年に一回有給の日数が増えます。

法律上、有給休暇は労働者の心身の疲労を回復させ、労働力の維持培養を図るとともに、ゆとりある生活の実現にも資するとい位置付けです。平たく言い換えると、給与がカットされないリフレッシュに使って良い休みです。

しかし制度は法律で決められてはいるものの、取得方法や取得率は会社によって異なります。
筆者自身、過去在籍していた会社での有給事情を振り返ると、旅行や平日にしかできないことをするための私用のために自由に申請できる企業もあれば、体調不良や家庭の事情でやむを得なく休む場合に取得するために残しておくべきだと考える企業もありました。

企業の有給休暇取得率の平均は約48%

日本の企業の有給取得率は下記の通りです。

取得率を企業規模別にみると、1,000 人以上が 55.3%(同 54.7%)、300~999 人が 48.0% (同 47.1%)、100~299 人が 46.5%(同 44.8%)、30~99 人が 43.8%(同 43.7%)となっ ている。(第5表)

参照:厚生労働省 平成29年就労条件総合調査の概況

企業規模が大きい会社につれ有給取得率も高くなっています。企業規模が100人に満たない、人数が少ない会社では、1人でも欠けると業務が回らなくなるため簡単に有給取得ができないといった声もあります。

有給取得の低さは日本の祝日の多さが原因?

日本には年間16日の祝日があります。祝日が日曜日と重なった場合は翌月曜日が振替休日になります。祝日が定休日の企業では、祝日がある故にもともと連休になるため希望の日に休暇を取りづらいという声もあります。祝日だけでなはなく、お盆休みや年末年始休暇も同様です。

本来であれば有給取得で休暇の日数を伸ばすこともできるはずですが、休暇の前日や休暇明けは全員揃うことを重んじる企業も多いため、有給が取得できないのも現実でしょう。

最後に

有給申請する女性

有給休暇は労働者に与えられた権利です。しかし有給休暇取得の方法や有給休暇に対する考え方は企業によって異なります。
そのため前職でのルールと全く異なる場合もあるため、就職や転職する場合、予め企業へ確認することをおすすめいたします。
その際に有給休暇取得率がどうして高いのか(あるいは低いのか)、その理由を質問することで、より働く環境のイメージもできるでしょう。

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