男性の育児休暇取得が増加中。働き手の意識とは。

WORKAL運営事務局ニュース

近年、新卒や中途採用の求職者はワークライフバランスを重視する傾向にあります。既婚アラサー女子の筆者もその一人です。

40代から50代以上の方からすれば「最近の若者は欲がない」「ゆとり世代仕事に対しての考えが甘い」という意見を耳にします。

しかし、私たちゆとり世代と呼ばれる20代、30代前半もワークライフバランスや私生活の充実を選択するからといって必ずしも仕事に対する意欲が低かったりするわけではございません。

仕事に自分の人生を全て注ぐよりも、趣味の時間や家族と過ごす時間、自己投資する時間を確保したい。そのためにしっかりプライベートと仕事を分けて働ける職場を選びたい、というのが現在の求職者の希望です。

 

男性の育児休暇取得率が上昇しています

求職者だけではなく、働きざかりの20〜30代もワークライフバランスを重視するといわれています。

その証拠のひとつが男性の育児休暇取得率の上昇です。

厚生労働省の調査によると、男性の育児休業取得率は昨年度(平成29年)に5.14%と過去最高を記録しました。

育休法施行後の平成8年の旧労働省による類似調査の0.02%と比較すると、いまだ少ないとは言え大幅な増加率です。

 

2018年9月11日の産経新聞の記事に実際に育児休暇を取得した男性の声が掲載されていました。

 

  • 長期間休んで復帰した後仕事についていけるかという不安がないわけではない。でも同僚や上司は男性の育児に好意的なようにも見えたし、子供と過ごす時間を増やしたかった
  • 自分がどんな育児や働き方をしたいのか。明確にイメージを持っていれば実現できる社会になってきている。男性が子育てをするという選択肢があったっていい

※記事より引用

 

仕事はあとから頑張ればどうにかなることの方が多いでしょう。しかし子育てできる時間は努力で取り戻すことはできません。ワークライフバランスの充実を望む労働者にとって、育児休暇などの制度が利用できる環境かどうかは今後さらに重要な判断基準になるでしょう。

 

労働者に与えられた権利を当たり前に利用したい、これは誰もが願うこと

育児休暇は労働者に与えられた立派な権利ですが、やはり職場によってはまだまだ使えず離職の要因の一つになっている可能性がございます。

いま社員が育児休暇をしっかり利用している企業は、その点をしっかりと求職者に対し発信するべきです。

育児休暇だけではなく、有休消化・産休・介護休暇など誰もが利用する権利がある制度が利用できる環境か、さらに利用している社員がいるかどうかは、求職者が「長く働ける会社かどうか」を判断するためには欠かせない項目です。

今後良い人材に選ばれる企業になるために、少しずつ制度が浸透するようにしてはどうでしょうか。

 


 

参考

厚生労働省 平成29雇用均等基本調査 

2018年9月11日産経新聞【平成30年史 変わる働き方(4)】 自分なりの「幸せ」選び取る 育児に参加する男性たち

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